Dr.KENの「こだわりのトラ」

トラを愛し続けて、はや20数年。
俺にトラを語らせろと故郷山形から大阪へ!
こだわりのタイガースネタにお付き合い下さい!
                      題字:ワシ
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2010.04.07 Wednesday

ガンジス
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甲子園。とりわけライトスタンドは人種の坩堝である。

そこには千差万別魑魅魍魎老若男女奇奇怪怪・・・、
あらゆるタイプのタイガースファンが夜な夜な鎮座する。

突然、意味のわからぬ奇声を発する人。
試合中、一度も腰を下ろすことなくHMを歌い踊り続ける人。
試合そっちのけでウンチクを語り続ける人。
野球に興味のない彼女を、なんとか虎色に染め上げようと努力している青年。
狂喜乱舞する母親の隣で、冷めた目付きで携帯ゲームに勤しむ少年。
マウンドで躍動するまさしちゃんが、心眼で確かにそこに見えている人。
表面上はタイガースを応援しつつ、心に赤松を秘めた人。


宿敵ジャイアンツを迎えて臨んだ今季甲子園開幕戦。
2回、渦中の主砲金本知憲が打席に立った。

そのとき、私の横に膝を並べ座る老婆は両の手のひらを合わせその瞳を閉じた。
そしてその連れ合いが老婆に「大丈夫だから」と声を掛けた。
ワタシにはその空間だけ、音が消失し時間が静止している感覚を持った。


何も自身を美化して語ろうとは思っていない。
ブログを書かず、チームとしてのタイガースに、真弓監督に、選手に、金本に。
それらすべてに対する心の移ろいをその時々で表明していなかった期間、
ワタシは金本の更迭を強く望んでいた。
罵声こそ浴びせなかったが、結果の前から落胆を持って眺めていた。

左目を閉じたままでライト桜井に替えて藤川俊を送り出した指揮官の采配には耳を疑い、
「どうしても替えられないのなら、いっそ浅いレフトフライでサヨナラ負けしてしまえ」
「現実を突きつけろ」と、冷笑を浮かべながらそのシーンを眺めていた。


その昔、長渕剛はインドに渡り多くのものを感じとった。
ワタシもまた、その老婆の姿にガンジスを見た。

最小得点差で迎えた9回、マウンドに登った球児に老婆はまた手のひらを合わせた。
思わずワタシは老婆に声を掛けていた。「大丈夫だから」
老婆はまだ少し不安そうな顔をしながらも「そうやろか」と笑顔で答えてくれた。
ゲームセットの瞬間、ワタシは老婆と固い握手と軽い抱擁を交わした。


泣いて笑って愚痴って、手のひら返して喜んで。
ファンのカタチにもいろいろある。
最高の娯楽であるプロ野球、別にそれでいいじゃないか。

そんなすべての人々を、聖地甲子園は今日も優しく包み込む。





さて、無我っぽい境地を上段から上機嫌で語ってみたワシ。
そんなワシは現在、再来週のカープ戦観戦だけを楽しみに生きている。

日曜に眺めていたデイリーで由宇でのスタメンに赤松の名を見付けたときには、
溢れる涙と雄叫びを抑えるのに苦労した。場所が静かな図書館だったもんでwww


あ、それと。昨日の試合のことを1つ書くならば8回の久保田。
7回終了後のインターバル。筒井か?それとも久保田か?
そこで久保田の名がコールされた瞬間、ワシはある設定とその先にある風景を見ていた。

今日は0点ではダメだ。三者凡退しかない。このハードルをクリア出来たとき、
今日が久保田の野球人生にとってターニングポイントとなる、と。

阿部、長野、亀井。高いハードルを久保田は超えてみせた。
「8回久保田、9回球児」。今後続く、タイガースのカタチが出来たとワシは確信する。

そんな覚悟で久保田を見守っていただけに、
葛城のお笑い背走には軽度の殺意を抱いたことは否めないwww
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Writer : Dr.KEN | 選手について | comments(7) | - |






 

 

 

 

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