Dr.KENの「こだわりのトラ」トラを愛し続けて、はや20数年。
俺にトラを語らせろと故郷山形から大阪へ！ こだわりのタイガースネタにお付き合い下さい！ 題字：ワシ |
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2007.08.24 Fridayクロフネ。最終公演
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おいしい焼きそばはいかがですか〜 じゃん「ぼぎー、ちょっとええか？」 ぼぎー「どないしたん？」 じゃん「ワシな、日本野球のことちょっと勉強したんやんか」 ぼぎー「ええこっちゃ、『虎穴に入らずんば…』ってやっちゃな」 じゃん「そんなんは知らんけどな」 ぼぎー「……。」 じゃん「入団時にな、ベースボールの実力以外がクローズアップされるやつっておるやん」 ぼぎー「おお、おるおる。『虎の威を借る…』ってやっちゃな」 じゃん「そんなんは知らんけどな」 ぼぎー「……。」 じゃん「例えば、ヨメが綺麗とかな」 ぼぎー「……よっしゃ、お前おもて出え！」 じゃん「ええけど、たぶん間違いなくワシの方が強いで」 ぼぎー「……。」 じゃん「ほんでそーいうやつはだいたい日本では成功してないらしいわ」 ぼぎー「それは日本だけやないと思うけどな」 じゃん「ほれワシらってさあ、ピッチャーやのに打つほうでわいわい言われとったやん」 ぼぎー「おー言われとった言われとった」 じゃん「そういうことやってんって」 ぼぎー「……どういうこと？」 じゃん「ほなワシ明日からまた鳴尾浜らしいわ」 ぼぎー「まあしゃあないわなあ」 じゃん「これでワシらコンビも解散かも知らんわなあ」 ぼぎー「そんなん言いなや、寂しなるがな」 じゃん「一応頑張ってはみるけどな」 ぼぎー「おたくの頭当てたときの球のあの球威とコントロールなあ。もったいないわな」 じゃん「せやけどな、ワシのやってきたベースボールは日本ではボークらしいわ」 ぼぎー「……いったん止めんのってそない難しかったか？」 じゃん「まあ向こう行ったらゆっくりセカンドライフでも考えてみるわ」 ぼぎー「なんぞやりたいことでもあるんかいな？」 じゃん「ワシ食うのん好きやし『ジャンジャン飯店』とか言うて中華屋でもやろか思てな」 「ほれ、さいわい元手も数億あることやし」 ぼぎー「おたくその発言はまた敵つくると思うで…」 じゃん「ほうか？日本はやっぱり難しいわ」 ぼぎー「いやそら『傷口に塩』言うてな、たぶん万国共通の感情やわ」 ぼぎー「せやけど、おたくは料理人似合てると思うわあ」 じゃん「ほうか？いや向こう行ったらちょうど腕のええ焼きそば屋がおるらしいしな」 「ゆっくり話でも聞いてみるわ」 ぼぎー「言い難いんやけど、その焼きそば屋やったらおたくと入れ替わりでこっち来るらしいわ」 じゃん「……え、まじ？」 ぼぎー「誠に遺憾ではございますが…」 
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